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遥飛蓮助の一次創作ブログ
2015/02/06/Fri
(鐘の音)

「カンナさん」
「なんだいガマズミさん」
「1+1が2になる謎が解けないので、私は死にます」
「え!?」

「なななななんでそんなことで死ぬんだよ!?」
「そんなことも分からないから死ぬのです」
「あ、えと、その、とにかく死んじゃ駄目だ!」
「何故です。いらない子は死ぬべきと法律で決まっているはずです」
「そんな法律ない!」
「偉い人が作りましたです」
「どこの偉い人だよ、じゃなくて!」

「では教えてください。何故1+1が2になるのです?」
「え、えーとー」
「……カンナさんも分からないのですか?」
「分からないというか、気にしてなかったというか、当たり前というか」
「当たり前だとも分からなかった私はやっぱり死ぬべきです」
「だから死なないでよ!」

「カンナさんは死ぬ時、どんな死に方が良いです?」
「わー1+1のはなしがなかったことにされてるー 」
「ここは何階です?」
「ごめんなさいすみません」
「私は宇宙に放り出されて、体が膨張して醜く死にたいです。宇宙死です」
「そ、想像したくない」

「カンナさんはどんな死に方が良いです?」
「……笑わない?」
「笑わないです」
「す、好きな人の膝で、膝枕死、とか」
「……」

「それは宇宙のように冷たいです?」
「人肌だから、あったかいよ?」
「1+1が2なのは、足し算の方程式が冷たいからです?」
「足し算は方程式じゃないよ。足し算の方があったかい、って表現もアレだけど」

「カンナさん」
「なんだいガマズミさん」
「次に無視したら、その時こそ私は死にます」
「はいはい」

(鐘の音)

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