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#ヘキレキワアド(301~320)

終電をかき鳴らす

僕の耳は傾いた

足の甲に薔薇が咲いた

眠れないなら会いに来て

歌えばいいよ。こんな風に

あなたを穿つ優しい窓辺

君の涙が、私の唇をくすぐるの

子雀を売る店

憶えていたら手紙を出して

招いた鳩につつかれて

夜のせいにしたい日

手汗に同情しても夏の

恋をするほど溶けていく

淡い夏の底

半熟の時代が終わりを告げる

あなたの言葉に私がいたなら

角砂糖で世界を救え

生まれたばかりの君を抱いて

切り結ぶなら、いま、ここで

刃がこぼれたのは僕の方

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