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#twnovel 80(2016.10.17)

「眠れぬ君に、光を」彼女が両手を広げた瞬間、祭壇を通じて光が空へ飛んでいく。彼女はこの儀式のどさくさに光をほんの少し集め、小さな小瓶に溜めている。小瓶が一杯になったら、彼女は心の奥で呼んでいる『君』に贈るんだ。僕のことじゃない。幼なじみに、そんな資格はないもの。

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