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#twnovel 16

窓際の雨粒が泣いている。怖くないのに「怖い」と言われ、その言葉が痛くて堪らないらしい。刃物で切りつけるような鋭さに、みんな怖がっているんだよ。でも大丈夫。みんな優しい君も知っているから。指先で窓際の雨粒に触れると、ぷっくりした赤ちゃんの頬を撫でたような気がした。

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