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#twnovel 57

甘くとろけた背筋に噛み付けば、白く苦く何かが爆ぜる。もっと、もっと。せがむ口を、自然に落ちた椿の頭で封をした。両足は寒さで退路を絶たれ、両手は金色を掴み損ね空を切る。もっと、もっと。自分勝手でずるくて滑稽で。依存するしか脳のないこの身に、慈悲に及ばぬお情けを。

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